協会運営の基本方針

令和7年度(2025年度) 協会運営の基本方針

北海道バレーボール協会は、これまでもバレーボール競技を通して、道民の身体の健全な発達とスポーツ文化の発展に寄与することを目的とし、組織基盤の充実や経理体系の明確化を図りながら、協会創立100周年に向けた更なる事業展開を力強く推進するため、令和6年度11月1日に新法人「一般社団法人北海道バレーボール協会」の設立に至った。継続可能な協会運営のために適切な情報提供と社員の同意を得つつ、改革に取り組みます。

 一般社団法人北海道バレーボール協会としての新たな一歩を踏み出すに当たっては、円滑で安定的な大会運営やSV・Vリーグホームゲームの運営などの諸事業を推進するとともに、法人設立を契機に社会的信用を高め、新たな財源の確保、指導者養成、ジュニアの人材発掘・育成、シニアまでの一貫指導強化体制の確立など、多岐にわたる課題の解決に向け、これまで同様、34の加盟団体とともにバレーボールの原点である“つながり”を大切に育みながら、以下に、今期の重点項目を掲げ、バレーボール競技の普及・発展に向けた取り組みを進めてまいります。

重点目標

1 協会創立100周年に向け、さらなる発展の礎を築くため、健全で安定的な協会運営を目指し、より強固な財政基盤と組織改革を検討するとともに、公認会計士及び税理士への委託により、適正な会計及び税務処理を遂行します。また、協会役員の確保のために個人の負担軽減を目指します。

2 34の加盟団体との連携のもと、JVA事業やSV・Vリーグホームゲームの開催等を通して、バレーボール競技人口の拡大とファンの獲得に努めます。

3 「体罰・暴言は技術も人も育てない」を基本に、コンプライアンス委員会などによる指導者講習会の開催を通して、体罰・暴力・暴言をはじめ、あらゆるハラスメントの根絶に努めます。

4 小・中・高・大の一貫指導のさらなる充実やシニアとの連携による強化を推進し、各種全国大会での上位進出と国民スポーツ大会での競技得点獲得を目指します。

5 部活動の地域移行の課題に取り組むとともに、普及委員会、指導者育成委員会及び強化委員会が連携して、ジュニア層でのバレーボール競技の普及と指導者の育成に努めます。

6 円滑で安定的な大会運営を検討するとともに、大会開催や講習会、SV・Vリーグの事業運営などを通して競技員・審判員の養成と人材発掘・育成に努めます。